人生100年時代のライフスタイルラボ
健康、生き方、社会のこれからーー さまざまな視点で「人生100年時代」を考え、しっかり備えて生き抜くヒントを集めたWEBマガジンです。
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【100歳運動部が行く】スポーツ社会学で考える「動けるシニアになる方法」<第1回>三つ子の運動嫌いは百まで?

国立大唯一の体育大学である鹿屋体育大学の川西正志教授

「運動・スポーツと健康づくり」の視点から人生100年時代を生き抜くヒントを探るCHALLENGE100の「100歳運動部」。今回は「スポーツ社会学」の専門家にお話しを伺います。長寿化が進む世界のなかでも、人生100年時代を真っ先に経験するはずの日本で、少子化により減少する生産年齢(15〜64歳)人口にいかに負担をかけずに健康に長生きできるか。国立大唯一の体育大学である鹿屋体育大学の川西正志教授に、「動けるシニアになる方法」をお聞きしました。今回はその1回目。幼少期のスポーツ体験とシニア期の運動習慣の、意外なつながりとは?

スポーツとの関わり方はライフステージごとに変化する

ー 先生のご専門であるスポーツ社会学とは、どんな学問なのでしょうか?

スポーツ社会学はスポーツが心身に与える影響や、社会環境との関わりを社会学的な視点から研究する学問です。個人や社会とスポーツとの関わり方、社会におけるスポーツの役割、またスポーツ振興や政策の原理原則についても検討します。時代の移り変わりによって、また社会情勢によって変化していくスポーツに対する価値観についても、データに基づいた分析を行います。

ー なかでも「生涯スポーツ」の分野には力を入れていらっしゃいますね。

人間にはそれぞれのライフステージに応じたスポーツとの関わりがあります。幼少時は幅広い多様な運動に関わることが大切ですし、中高生の発育発達期には体を鍛えて、より高い身体活動の目標に向かって挑戦することも必要です。また中高年になったら、健康維持や生きがいとしてのスポーツの役割もあります。

ジョギング

特にシニア期になったら、自立(自律)した生活動作をするための筋力づくりが大きな課題です。50歳以上になると、年間1%から1.5%ずつ筋力は落ちていきますから、それを維持改善するための運動がとても大切になります。

幼い頃の正しいスポーツ経験が元気なシニアライフにつながっている?